世界一のライブバンド ブラインドガーディアン来日

私のブログの読者である皆さんであれば
今更ではあるが
私が好きな世界3大アーチストといえば
1位 ドリームシアター
2位 ブラインドガーディアン
3位 浜崎 あゆみ
は御存知のことであろう
4位以下は圧倒的な大差がついているのでどうでもいい話だ
しかし、ライブでの盛り上がり度、満足度という点では
ブラインドガーディアンは2位以下を圧倒的に付き離しダントツの1位だ
オーディエンスの盛り上がりが尋常ではないのだ
普通はライブだと歌のサビの部分ではみんなで歌って盛り上がるのだが
ブラインドガーディアンの場合は最初から最後まで歌いっぱなしなのである。
それだけカッコいい曲でありコーラスを考えて作られている。
かれこれ25年以上いろいろなたくさんのライブに足を運んだが
まあ、ブラインドガーディアンにまさるアーチストは存在しない
しかし、日本ではこういう音楽は一般には浸透しない
例えて言えば、神や宗教のようなものだ
欧米などであれば、キリスト教やイスラム教など他、様々な宗教を信仰している
これが精神的な支柱になるわけだが、産まれた時から信仰しているので
その人の土台になっているものでありDNAに組み込まれている。
音楽でいえば
ヨーロッパではクラシックが根底にあり、それが後にポピュラーやロックへと影響を与える
アメリカではブルースが根底にあり、それが後にジャズやロックへと影響を与える。
だからヨーロッパのロックミュージシャンには家系がクラシック音楽家で幼少期には
ピアノやバイオリンなど楽器をやってた人はかなり多い。
たとえば、ウクライナ出身のヴィタリ・クープリなんてもともとピアニストで
あのショパンコンクールで最年少優勝したり、世界中のピアノコンクールで賞を総なめするような
ピアニストだが
アーテンションやリングオブファイアーなどロックバンドのキーボーディストとして
活躍したりもしている。
もちろん超絶なキーボードプレイである
さきほどクラシックがポピュラーへと影響を与えたと書いたが、すべてはベートーベンのおかげだ
もともとクラシックというのは宮廷のために作られてきた音楽である
しかし、それを宮廷に反抗してまで一般の世に広めようとし実現させたのがベートーベンなのである。
クラシック音楽家はバッハやモーツアルトなど数多くの有名人はいるが
現代において世界中でクラシックが聞かれるようになり
ポピュラー音楽というものが誕生したのは全てベートーベンのおかげなのである。
話をもとに戻そうか
ブラインドガーディアンといっても私の読者の中で知っている方は、ほぼいないのではないだろうか?
でも彼らは本場ヨーロッパであれば孤高の地位を確立している。
ヨーロッパでは日本と違いロックは市民権を獲得している
北ヨーロッパなんて国民の半分以上はハードロック、へヴィメタル好きだ
私からすると羨ましくて仕方ない。
ブラインドガーディアンといえばドイツ出身
ドイツといえばジャーマンメタル
ジャーマンメタルといえばメロディアススピードパワーメタル
ジャーマンメタルといえばハロウィンだが
そんな大先輩なんてとっくのとうに追い抜いてしまった
根底はジャーマンメタルであるが
それにクラシック、イタリア歌曲、オペラなどを融合させ
今では他の追随を許さない孤高の地位を確立した。
作曲のブレインとなっているのが
リードギターのアンドレ・オルブリッヒ
彼の独特なギターサウンドもかっこいいのではあるのだが
ギターフレーズがかっこいい。
ほとんどのギタリストはギターソロは即興的に作る。
しかし、アンドレの場合ギターソロの部分だけでなく伴奏時も含めて隅から隅まで
ギターパートを「作曲」する
これは同じドイツ出身のベートーベンと同じ手法だ。
ベートーベンも完璧主義者なので曲の隅から隅まで綿密に作りこんでいく。
だからアンドレのギターはソロだけでなく伴奏時にも印象的でクールなフレーズが随所に散りばめられている。
おそらくベートーベンの音楽がアンドレの体には幼少期から染みついているのだろう
そういえば
ロードオブザリングなんて映画が世界的に大ヒットした
見た人も多いのではないだろうか
実はこの監督がブラインドガーディアンのロードオブザリングというミュージックビデオを見て
この映画を作ったのだ。
その曲がこれ↓
まあ彼らからすれば、なんで俺たちに主題歌をやらせないんだ!
って話だ。
そんな憤りを発散させるためか、次回作は俺たちに主題歌を作らせろ!
と言わんばかりの
もうこれ映画じゃないのか!ってレベルのMVを作ってしまった
それがこれ↓
まあこんなバラード系でもこんな素晴らしい曲を作る彼らだが
なんといっても真骨頂はやはりメロディアススピードパワーメタルでしょう
traveller in time
welcome to dying
Last candle
Lost in the twighlit hall
などなどその他多くの名曲はあるのだが
今ではアンコールで最後の曲として歌うのが定番となっているmirror mirrorがやはり
ジャーマンメタルの集大成的な曲だ
普通はイントロから入りヴァース、ブリッジ、コーラスへと展開していくのだが
mirror mirror に関しては最初っからアクセル全開!
全てがカッコよすぎる↓
最近ではジャーマンメタルの領域を超えてかなり進化している
And then there was sirenceなんて曲の構成から展開が完璧↓
そして満を持して
ニューアルバムを先日発売^-^
これがまた凄い
ベートーベンがロックアルバムを作ると、こういうアルバムきっとつくる作るんだろうなあというほどの完成度
実際このアルバムには90人編成のオーケストラが2つも参加しており
またチェコ、ハンガリー、アメリカのクワイア(聖歌隊、合唱団)が参加しているのである。↓
そんな彼らがなんと13年ぶりに単独来日公演をはたす
来週23日大阪、24日名古屋、25日東京とまわる
東京は渋谷O-EASTで行われる
なんて小さな会場なんだ?
武道館やスタジアムでやってほしい!
が、まあそんなのは、はなっから無理なのはわかっている
日本人に知られていないのなんてわかっている。
さて来週の25日は渋谷の夜が熱い
もし行く人がいればこの映像を見ておけば大丈夫↓
凄い盛り上がりだなこのライブ、ドイツの彼らの野外ライブに行きたい
しかしドイツという国は最高の国だ。
ドイツと言えばメルセデス、BMW、ポルシェ
速度無制限のアウトバーンに
ある時はメルセデスのAMG仕様で
ある時はBMWのMシリーズで
ある時はポルシェのGT3で出撃し
そのままバイエルンミュンヘン VS ドルトムントの試合を観戦しに行く
その後ブラインドガーディアンのライブを観に行き
そしてディナーはドイツ産の美味しいビールとソーセージを楽しむ
こんな生活できたら人生最高だなあなんて考えている。
ドイツ移住もありだな^-^
まあ家族がOKしてくれないだろうが、、、、
えっ、どれだけブラインドガーディアンが好きなんだって?
十数年愛用のヘルメットに
ステッカー貼ってるくらい大好きなのさ!