早実の清宮君や広陵の中村君は世間が騒ぐほど大した選手ではない!

甲子園も終わり
夏もそろそろ終わる
今年の甲子園も大いに盛り上がり
入場者数も10年連続で80万人超え
野球離れと言われる昨今
高校野球人気は衰えない
高校野球出身のボクとしても嬉しい限りだ
ボクらの時代の高校野球と
現代の高校野球を比較すると
明らかに違って来ている
ホームランや安打の数
球場
ボール
バットなども違って来ている
ピッチャーの能力も上がって来ている
140キロ以上の球速が当たり前になって来た
多くの変化球を投げるようになって来た
バッターの能力も上がって来ている
飛距離が出るようになり
ホームランが当たり前になって来た
色々な高校野球の環境、能力が違って来たが
ボクが思うに
著しい変化が1つある
それは
平成10年から使用が許可された
「バッターの手袋」だ
それ以前の選手は
ケガなどの例外を除き
基本的には素手でバットを振る
手袋をしてはいけない
バットを振るのに
素手と手袋
これは明らかに違う
例えて言えば
ビンのフタが素手で開けられない時
タオルや布などで開けると
簡単に開く
それと同じ理論で
素手と手袋では
バットを握った時
振った時の
摩擦係数が違う
摩擦力には
最大静止摩擦力と
動摩擦力の2つがある
数式は
F[N]=μ・Nなどで表されるが
単純に分かりやすく言えば
素手で握るよりも
手袋で握った方が摩擦係数、摩擦力は高いから
パワーが強く伝わる
パワーが強く伝わるということは
「作用反作用の法則」から
ボールに伝わる力が
そのまま飛距離に比例するということだ
素手でバットを振るよりも
手袋でバットを振った方が
飛距離が伸びるということ
イコール
ホームランが出やすくなるということだ
広陵の中村君は
確かに素晴らしい成績を残した
それは間違いない事実だ
しかし
平成10年以前の高校球児が
手袋でバットを振っていたら
確実にもっとホームランは打てていた
あのPL学園の清原も
手袋を使っていれば
確実にホームラン数は増えていた
しかも清原のスター性のある
凄いところは
甲子園記録の5本のホームランを
準々決勝
準決勝
決勝
の3試合だけで打った記録なのである
しかも2本は決勝戦で打ち
2本とも負けている状況で打ち同点に追い付き
そして
サヨナラ勝ちで
全国優勝🏆したという
まさにスターだった
広陵の中村君も
もちろん素晴らしい選手だ
けど
清原と比べてしまうと
いまいち魅かれないのは
ボクだけだろうか?
広陵の中村君だけではない
早稲田実業の清宮君も同様で
ボクは彼に全く魅力を感じない
元巨人と、ニューヨークヤンキースの松井と同じで
パワーで打ってるだけで
左方向へ打てない
レフトへのホームランが打てない
流し打ちというものが出来ない
良いバッターというのは
流し打ちが上手い
流し打ちの
バッティングフォームと打球が美しい
バッティングフォームと打球が
まさにアートなのである
ピッチャーから見ても
嫌なバッターというのは
流し打ちが出来るバッターだ
どこに投げても
打たれる気がしてしまう
投げるところが無いのだ
流し打ちの出来ない
ひっぱるバッターは
ピッチャーからすると怖くない
世間では清宮君は騒がれているが
野球少年は
間違っても
清宮君に憧れるようなことはして欲しくない
最近は
次男坊などと一緒に
奥様もプロ野球観戦に連れて行くが
野球ド素人の奥様は
ストライクもボールもよくわかっていない
そんな奥様に
PL学園時代の清原と清宮君の動画を見せてあげた
ボク「2人を見てどう思う?」
と聞いたところ
奥様「清原ってスウィングが綺麗!
清宮君て、力だけで打ってる感じ!」
野球ド素人の奥様でも
こう見えてしまう
いや
ド素人だからこそ
余計な知識がないぶん
真髄を付いてるのかもしれない、、、
そう言えば
先日、元巨人の元木が
ちょっと広陵中村君のことについて
ネガティヴな発言をしたところ
ネットで叩かれていた
元木は当然の事を言っていた
世間なんてそんなものだ
他人の意見に同調する
マジョリティに属する
ボクはそれが大嫌いだ
元木はボクと同じ年
高校時代
元木はスターだった
上宮高校時代の彼のバッティングはアートだった
凄くカッコいいバッティングフォームだった
プロでいまいちだったのが
同じ年のボクとしては
とても残念だった(//∇//)
「えっ、それで何がいいたいんだって?」
それはね
「ボクが高校時代に手袋してたら
もっとホームラン打ってたよ!」
っていうのが言いたかったのさ(*^_^*)
ホームランで
スタンドに放り込んだときって
セーラー服と機関銃の
薬師丸ひろ子の言葉を借りれば
それはもう
「かいかぁ〜ん❤️」